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 たいじの主張・政策



  防災対策について、まずしなければならないこと  - 東日本大震災より -
2012年3月12日

 東日本大震災より1年がたちました。

 いまだにその傷跡は大きく、一日も早い完全復興が望まれます。
 震災によって亡くなられました皆様に心からご冥福をお祈り申し上げますと共に、被害を受けられました皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 さて、徳島県は過去に何度も大きな地震『南海地震』に見舞われて来ました。
この南海地震に備えるため、県では、平成17年度から死者“0”を目指して前期5年、後期5年の「防災対策行動計画」を立て備えてきていました。
 しかし、今回の東日本大震災で見直しを余儀なくされ、現在、その作業を進めているところです。

 そこで、私なりに、何を見直せばいいか考えてみました。
 私の考える大きな見直しポイントは二つ。

@まずは、震災の想定規模の見直しです。
 県のこれまでの防災計画の想定マグニチュードは8.6。今回の東日本大震災はマグニチュード9です。
東日本大震災では、想定外という言葉がよく使われましたが、少なくとも今回の地震規模並の想定はしておく必要があるでしょう。
 そして今回大きな被害をもたらせた津波の想定も見直さなければなりません。
県においても、こうした考えのもと、先日、マグニチュード9クラスの地震による津波高暫定値を公表しました。
皆様のお住まいの土地はどうなっているか、ぜひ、県のホームページで確認して
みてください。

A二つめの見直しポイントは、県民の皆様に防災・減災意識をもっていただくためにあらゆる手段を講じなければならない
 その為には、『県と市町村の連携が不可欠だ』ということです。
 東日本大震災のような巨大地震から命を守るには、県民の皆さんお一人お一人に震災対策をご理解頂くことが必要不可欠です。
 先ほどもふれましたが、県は平成17年から「防災対策行動計画」に取り組んでいますが、その中で県が実施すると計画されている事業は、ほぼ計画通り進んでいます。
 しかし、「県民の皆さんや市町村と、防災・減災に対する連携・意識の共有ができていない」・・・少し手厳しいかもしれませんが、これが私の感想です。
 防災対策に関しては、市町村の果たす役割は非常に大きいものがあります。
 そして、さらに大きいのは、住民の皆さんお一人お一人の防災に対する意識と行動です。
 県は、リーダーとなって、皆さんに働きかけ、防災に対するムードを醸成する必要があると考えています。
 そして、県民が一丸となって防災意識を共有する為に、県と市町村のさらなる連携が不可欠であると考えています。

●例えば、従来までの計画の考え方は、次の通りです。
  建物の耐震化 → 近隣の避難所へ避難 → その後の生活に対する対策
 これは個人の対策であったり、近隣の避難所の設定など市町村の役割が大きいものでした。

●しかし、今回は沿海部に津波が来る可能性があります。
  建物の耐震化 → 住民の皆さんへ情報伝達 → 避難 → その後の生活に対する対策
 今回の避難は広域的な避難を想定しなければいけません。場合によっては車による避難も想定されるでしょう。
 どこの地区の人はどこへ逃げるか?避難経路や避難場所の想定がきわめて重要です。
 また、住民の皆さんが短い時間で慌てず行動できるように正確な情報を伝達することも必要です。
 もちろん、これらのことは市町村が中心になって行うべきことです。しかし、だからといって、県は何もしないというのではいけません。
毎日新聞 
 当然、車による避難が発生した場合には交通誘導が発生します。
県警察の役割も大きなものがあります。
(右毎日新聞記事は事前防災対策委員会での私の発言です。
ここまで、語気を荒げたつもりはありませんが、東警察署の耐震化は
急がなければなりません)
 
 また市町村だけでは解決できない広域
的な問題、財政の問題など事前対策にも県の果たす役割は大きいものがあります。

 まずは、県と市町村がお互いに問題意識を共有し、県民である皆様の命をどのように守っていくのか、そのために何をしなければいけないのか、そうしたことを、地域ごとに、そして一つ一つ具体的に対応策を連携して作り上げていく必要があります。

 今回は、主に「自助」と「公助」について意見を述べました。
 もちろん、これに加えて災害時には「共助」も大きな役割を果たします。
 地域で「共助」がうまく動くようにする・・・これも行政の大きな役割であることは言うまでもありません。
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