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 たいじの主張・政策



  “YES・NOが言える”だから進むことができる  - 故佐藤圭甫先生ありがとう -
2012年1月6日

視察先で
視察先で
 私が初めて県議会議員になった年、聖域なき改革の名のもと、公務員給与カットが議論されました。2007年9月議会のことです。
 なぜ急にこんなことになったのか?事前に予測できていたのでは?
なぜもっと早くオープンにし議論を重ねて来なかったのか?私にとっては、首を傾げるようなことばかりでしたが、今日のお話しには、直接関係ないので状況だけにとどめておきます。
 とにかく議員になってすぐ、財政状況の急激な悪化を知らされたのです。

 それからというもの私は、「無駄を省く」「効率」「節減」等サラリーマン時代の延長線にいるような妙な錯覚を感じていました。

 そんな翌年、2008年5月のことでした。
 徳島空港新旅客ビルの基本設計ができたので議員に説明したいとの話がありました。現阿波踊り空港ターミナルビルのことです。
 私は、数十人の議員と共に概要説明を受けました。
 総事業費30億円、建築主体は徳島空港ビル株式会社。県とは別もののようですが、この会社、県が筆頭株主、30%の株式を保有している会社なのです。県からも5億円の追加融資が必要だとのことでした。人ごとではありません。
 山形空港は49億円かかったとか、前の空港ターミナルビルは運転免許センターとして有効活用するだのと節約や工夫された空港であるとの説明がなされました。
 この財政危機、空港ビルにこれだけのお金を使って良いのか?そんな議論もあろうはずですが、時期は建設の是非を問うべき時期でもなく、設計自体を変更するにも大層な力仕事になるであろう時期で、私の思いは、少しでも節約できるところはないのか?無駄なところはないのか?等々、少々でも安く贅沢は避けるべきだとの質問に終始しました。
 当時私もかなり粘ったように思いますが、私のすべての質問は軽くかわされたように記憶しています。
例えば、私が、1階から3階までの吹抜けは必要なのかと聞くと、県側の答弁は表玄関として相応しいところもいるのだと言った具合に。
 他の議員からの質問も少なく、また、空港整備については紆余曲折の末、ここまで来た経緯があることなどが私の頭をよぎり、建築知識の乏しい私だけが細部の仕様に拘って質問しているのかなと自戒しはじめた時、先輩議員の佐藤圭甫氏が"私は少し高いと思う"と発言されました。

 私は、この言葉に少なからず同じ議員として焦りを感じました。それは、白黒を主張した言葉だったからです。当時の私には出ない言葉でした。
 物事は見る角度によって違って見えるものです。立場が変われば違った結論が出ます。
 そんな様々な課題にも『YES NOを付ける』『自分の考えを伝える』それこそが政治家にとって大きな責務だとこのとき教えられたと感じたからです。

 佐藤圭甫先生 本当にありがとうございました。

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